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アマゾン、アメリカのマーケットプレイスでも出品者に名前と住所の公開を義務付け 9月1日から

アマゾン(本社:シアトル)は、アメリカのマーケットプレイスでも9月1日から出品者に名前と住所の公開を義務付けるよう規則を変更すると発表しました。

現在、アマゾンはヨーロッパ・日本・メキシコではそれぞれの法律に準拠し、マーケットプレイスで出品者に名前と住所の公開が義務付けていますが、アメリカでは義務付けていません。

出品者への通知では、「2020年9月1日より、Amazon.com Seller Profile のページに出品者の企業名と住所を掲載します。個人の場合は、個人名と住所を掲載します。ヨーロッパ、日本、メキシコの Amazon の Seller Profile ページと一貫しています」と

GeekWire は、「Amazon は何年も前から、自社のマーケットプレイスでの偽造品の販売を取り締まる取り組みを行っており、直近では社内に "偽造犯罪課" を設けている。2019年には、さまざまな形態の不正行為と闘うために5億ドル以上を費やしたにもかかわらず、偽造品や欠陥製品、安全でない製品は依然として同社にとって課題となっている」と報じています。

Tech Crunch によると、Amazon のアメリカのマーケットプレイスは一番最初に作られたもので、最大規模。全世界220万人のアクティブな出品者のうち46万1000人がアメリカで登録しています。しかし、「Amazon のマーケットプレイスは小売業者の売上の約半分を占めているが、成長するにつれ、偽造品の問題を含むさまざまな問題や不正行為に悩まされている」と指摘しています。



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