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『バーニーズ・ニューヨーク』が連邦破産法11条申請 シアトル店も閉店へ

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90年以上の歴史を誇る高級アパレルチェーン『Barneys New York』(バーニーズ・ニューヨーク)が連邦破産法11条の適用を申請しました。現在、バーニーズはアメリカに22店を展開していますが、シアトルやシカゴ、ラスベガスなどにある15店とアウトレットを閉店すると発表しています。

同社は7500万ドルの追加融資を職員の給与を含めた運転資金にあて、ニューヨークのマディソン・アベニュー、ビバリーヒルズ、サンフランシスコ、ボストンなどの店とアウトレット、オンラインショップは営業を続けながら売却先を模索するとのことです。

1923年に紳士服の専門店として創業し、ニューヨークのマンハッタンに本店を置くバーニーズ・ニューヨーク。1990年に全米展開を開始し、シアトルのダウンタウンにあるシティ・センターに開店しましたが、1996年に最初の連邦破産法11条の適用を申請しました。その後、組織再編成を経て、2007年にダウンタウンのパシフィック・プレースに移転。昨年11月にリモデルを終えて再出発したばかりでした。

Neiman Marcus Group や、シアトルに本社のある Nordstrom など、高級アパレルや高級デパートは売り上げの伸び悩みが報じられています。LA Times などは、高級ブランドが自社サイトでの販売を強化していることや、高級ブランドの転売サイトが人気となっていることなどの購入オプションの拡大や、不動産価格の高騰による店舗の家賃高騰も影響していると指摘しています。



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