パーソナルファイナンスの情報サイト、Bankrate.com が発表した「リタイアメントに適した州」ランキングで、ワシントン州は全米50州で46位となりました。
このランキングは全米50州を気候・犯罪率・文化的な機会・物価などの基準で評価しランク付けしたもので、総合1位となったのはなんとネブラスカ州。Bankrate.com は、ネブラスカ州は「年間の平均気温は華氏49度(摂氏9.4度)で、四季はあるとはいえ、年間平均気温が華氏80度(摂氏26.7度)のハワイではない」ため気候での評価は比較的低いものの、物価、犯罪、文化、ウェルネスで比較的高評価となり、特にウェルネスにおいては他州の3分の2を上回る評価を得ています。
上位10位は次のとおり。
1位 ネブラスカ州
2位 アイオワ州
3位 ミズーリ州
4位 サウスダコタ州
5位 フロリダ州
6位 ケンタッキー州
7位 カンザス州
8位 ノースカロライナ州
9位 モンタナ州
10位 ハワイ州
ワシントン州は物価(41位)、犯罪(37位)、文化(25位)、気候(36位)、ウェルネス(37位)で総合46位。47位以下は、イリノイ州、アラスカ州、ニューヨーク州、メリーランド州。
米国国勢調査によると、65歳以上で別の州に引っ越した人の数は57万人にのぼることから、仕事から引退して引っ越すことは珍しいことではないとされています。また、Transamerica Center for Retirement Studies が2018年に行った調査によると、仕事から引退して少なくとも1回引越しをしたと回答した人の割合は10人に約4人にあたる38%でした。