10月は乳がん啓発月間。英語では Breast Cancer Awareness Month といいます。
ワシントン州在住で、条件に当てはまる場合は、ワシントン州の Breast, Cervical and Colon Health Program(BCCHP)というプログラムを通じ、無料で乳がん・子宮頸がんの検診を受けられるかもしれません。このプログラムを利用できるかどうかは、主に医療保険の有無、所得、年齢などによって決まります。
条件の一例
- 医療保険に入ってない
- 医療保険ががん検診をカバーしていない
- 検診を受けるための自己負担額を支払えない
- 40〜64歳である
- 低所得者である
詳しい条件は、ワシントン州保健局の公式サイトでご確認ください。自分の住んでいる郡を担当する保健局などに連絡し、自分に当てはまるかどうか個別に確認する必要があります。
ワシントン州保健局は、乳がん・子宮頸がん・大腸がんは、多くの場合、前兆がないことから、定期的に検診を受け、早期発見につなげることを勧めています。スクリーニングとフォローアップを通じて、大腸がんや子宮頸がんの発症を予防することができます。
健康保険に加入している場合は、どのようなスクリーニングが自分に適しているか、かかりつけ医に確認することから始まります。ワシントン州保健局によると、現在、ほとんどの健康保険が、がん検診を含む予防サービスを全額カバーしていますが、詳細は加入している医療保険会社に問い合わせる必要があります。
健康保険に加入していない場合は?
ワシントン州保健局は、健康保険に加入していない人に、無料または低料金の健康保険のオプションを紹介しています。
Apple Health(アップル・ヘルス)と呼ばれるメディケイド・プログラムは、以前よりも多くの人が利用できるようになりました。ワシントン・アップル・ヘルスに加入すると、医療費のほとんどが無料でカバーされます。年間を通していつでも申し込むことができます。申し込みは Washington Healthplanfinder から。詳細は電話1-855-923-4633までお問い合わせください。
Apple Health に加入できない場合は、割安な健康保険に加入することができます。所得が低ければ低いほど、月々の費用は安くなります。このオプションを選択する場合は、加入受付期間(Open Enrollment Period)間に加入する必要があります。詳しくは www.wahealthplanfinder.org、または電話 1-855-923-4633までお問い合わせください。