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カナダ政府、ワクチン接種完了者の不要不急の目的での入国規制を9月7日から緩和

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カナダ政府は7日、ワクチン接種を完了した外国人を対象に、観光など不要不急の目的でのカナダへの入国規制を緩和しました。

カナダ政府は9日、ワクチン接種を完了した米国在住の米国市民と米国永住権保持者を対象に、観光など不要不急の目的でのカナダへの入国規制を緩和しました。

米国からカナダへ陸路で入国する際の入国審査所

カナダ政府のニュースリリースによると、米国からカナダに入国するには、次の条件を満たす必要があります。

  1. ワクチン接種を完了していること
  2. 無症状であること
  3. 入国14日前までにカナダ保健省が承認した新型コロナウイルスのワクチンの規定回数の接種を終えていること
  4. ワクチン接種を完了した状態であること
  5. 入国前にワクチン接種証明をArriveCANに登録し、受取書(レシート)を保存しておくこと(英語またはフランス語であること。それ以外の言語での証明書は正式に英語またはフランス語に翻訳して登録する必要あり)。
  6. 搭乗予定便または陸路国境通過の72時間前以内の新型コロナウイルスの PCR 検査で陰性であること(5歳以上が対象)、またはカナダに向けて出発する14日前から180日前までに実施された検査での陽性結果。いわゆる迅速検査(rapid test)と呼ばれる抗原検査は認められない
  7. 移民・難民保護法(Immigration and Refugee Protection Act)に基づく入国許可を得ていること
  8. 選ばれた場合、到着時にテストを受けること
  9. その他の入国の条件を満たしていること

米国から空路でカナダに入国する場合、搭乗72時間前以内の陰性検査証明が必要です。また、陸路の場合、国境到着72時間以内の陰性検査証明が必要です。国境でこの証明書を提示する必要があり、記載されている必要のある内容には、本人の名前や生年月日などの決まりがあります。詳細はカナダ政府の公式サイトで確認できます。

この場合の「ワクチン接種を完了した状態」(fully vaccinated)とは、「カナダ保健省が認可しているワクチンを入国14日前までに規定回数の接種を終えている」ということを意味しています。カナダ保健省が認可しているワクチンは、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、ジョンソン・エンド・ジョンソンです。

また、カナダ政府の公式サイトによると、新型コロナウイルスの検査方法は、PCR 検査(molecular test)は認められていますが、抗原検査(antigen test)は認められていません。詳細はカナダ政府の公式サイトで確認できます。

米国でワクチン接種を受けられない12歳未満の子どもは、同伴する大人がワクチン接種完了者で隔離が免除になる場合、14日間の隔離が免除になります。

日本を含むその他の国でワクチン接種を完了した渡航者の入国規制が緩和されるのは2021年9月7日の予定です。

カナダは8月9日から、ワクチン接種を完了した米国在住の米国市民と米国永住権保持者の不要不急の目的による陸路・空路での入国を8月9日から許可しています

なお、ワクチンの接種を完了していない外国人の入国は許可されていません。

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