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先住民の「カヌー・ジャーニー」 2024年は約50の部族と先住民が参加

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太平洋岸北西部などの先住民が伝統的なカヌーで海路を一斉に移動する「カヌー・ジャーニー」。かつて祖先がカヌーで移動していた海路をたどり、次世代にその伝統と文化を伝える行事です。

今年はワシントン州やアラスカ州、カナダのブリティッシュ・コロンビア州、その他の州や国から約50の部族と先住民が、ホストを務めるピュアラップ族代々の土地へ、伝統的なカヌーで旅をします。

2024年のカヌー・ジャーニー

「カヌー・ジャーニー」は、1989年にワシントン州の誕生100周年記念行事の一環として始まった行事です。

2024年のホストを務めるピュアラップ族の発表によると、今年参加登録しているカヌーは77槽。

参加する部族は、それぞれの土地から出発し、7月31日にはピュアラップ族の代々の土地にあるタコマ港のチヌーク・ランディング・マリーナに到着する予定。その後、8月5日まで、さまざまな活動を行います。

今年のテーマは『Power Paddle to Puyallup Youth Canoe Journey 2024』で、リーダーシップと文化継承に焦点を当てています。

日本のアイヌ、そしてハワイ州やニュージーランドのマオリなど、太平洋でカヌー文化を持つ民族も参加したことがあるそうです。

ワシントン州フェリーによると、アナコルテス〜サンファン諸島、ポート・タウンゼンド〜クープビルの航路で、この行事に参加している部族のカヌーを見られるかもしれません。

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