日本の約半分の面積があるワシントン州北部の景勝地をめぐるドライブルートの「カスケード・ループ」が、米国運輸省により、National Scenic Byway(全米シーニックバイウェイ/風景街道)の一つに選ばれました。
カスケード・ループは、最高峰で標高14411フィート(約4392m)のマウント・レーニアなどが連なるカスケード山脈北部の東西をじっくり探検するドライブ・ルートで、全行程は約440マイル(約704km)もあり、カスケード山脈北部、州東部の砂漠や峡谷、全米第3位の水深を誇るシェラン湖、美しいディアブロ湖などの大自然、ドイツ村レブンワースや西部劇の町ウィンスロップなどをまわることで、ワシントン州のスケールの大きさ、地形や気候の多様さを体感できるようになっています。
米国運輸省が2021年に America’s Byways®コレクションに指定することを承認したのは、28州の15のオールアメリカン・ロードと34のナショナル・シーニック・バイウェイの49のルートです。これにより、America’s Byways®の数は48州で計184となりました。
2021年に指定されたバイウェイのリストはこちら。
カスケード・ループについては「ワシントン州でドライブ旅行!「カスケード・ループ」の基本」から確認できます。