カスケード山脈の峠が雪と雨が組み合わさった悪天候に見舞われていることから、ワシントン州運輸局は州の東西を結ぶスノコルミー、スティーブンズ、ホワイト、ブリュウィットの4つの峠をすべて通行止めにせざるを得ない状況に追い込まれました。
Extreme weather has created conditions so hazardous that it's too dangerous for our crews to be in the mountain pass areas. Because of that, Snoqualime, Stevens, White & Blewett passes will not reopen until at least Friday & possibly not until Saturday. (1/6) pic.twitter.com/Nj13e9Y6TW
— Washington State DOT (@wsdot) January 6, 2022
ワシントン州運輸局は、6日午前の時点で、この閉鎖は少なくとも7日まで、可能性としては8日まで続くと予想しています。
シアトル・タイムズによると、4つの峠を同時に何日も閉鎖することは珍しく、前例がない可能性があるとのこと。
日本の半分近い面積のあるワシントン州はカスケード山脈によって東西に分断されているため、峠が通行できなくなると、事実上、州が二つに分かれてしまいます。
また、National Weather Service(アメリカ国立気象局)は6日、ワシントン州のカスケード山脈、スカジット郡・ワトコム郡の峡谷などに出していた冬季気象警報(Winter Storm Storm)を7日午後4時まで延長しています。
冬季気象警報:
標高1500フィート(457m)以上で大雪が続き、新たに最大31インチの積雪が予想される。最大時速50マイルの突風も予想される。
各地の積雪の状況は、National Weather Service の Snowfall Reports from the Last 24 Hours で確認できます。
最新の道路情報は、ワシントン州運輸局(WSDOT)のソーシャルメディア、または電話511で確認できます。