疾病管理予防センター(CDC)は26日、腸管出血性大腸菌(E. coli O157:H7)に汚染されている可能性のあるカリフォルニア州サリーナス(Salinas)産のロメインレタスが原因と見られる食中毒の症状を発した人が25日時点で19州で67人にのぼっていると発表しました。
OUTBREAK UPDATE: Do not eat, sell, or serve romaine lettuce from the Salinas growing region. If you don’t know or can’t tell where the lettuce is from, don’t eat it. 67 ill people reported from 19 states. Find out how to identify this lettuce: https://t.co/sZvP3yMmqV pic.twitter.com/ZjJPLqWXOC
— CDC (@CDCgov) November 26, 2019
州別の感染者数は、ウィスコンシン州が21人と最も多く、ワシントン州でも一人の感染が確認されています。なお、現時点では死亡者は発生していません。
CDC は、カリフォルニア州サリーナス(Salinas)産のロメインレタスを食べたり販売したり、食べさせたりしないよう呼びかけています。これには、ロメインレタスそのものはもちろん、ロメインレタスを使ったサラダやサンドイッチも含まれています。
手元にカリフォルニア州サリーナス(Salinas)産のロメインレタスがある場合、産地がわからない場合は、食べずに廃棄すること。また、ロメインレタスを保管してあった冷蔵庫の引き出しや棚を洗って消毒する必要があります。その方法は CDC の公式サイトで確認できます。
また、11月21日(木)にMissa Bay, LLC(ニュージャージー州)が腸管出血性大腸菌(E. coli O157:H7)に感染している可能性があるとして、肉類・鶏肉の入った75,233ポンドのサラダをリコールしています。リコールの対象になっているのは、Use By の日付が2019年10月29日から2019年11月1日までのもので、USDAの検査マークの内側にEST. 18502Bと記載されています。さまざまなブランド名で販売されているので、USDA の公式サイトでご確認ください