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CDC、ワクチン接種後の旅行ガイダンスを更新「リスクが低い状態で米国内を旅行できる」

CDC(疾病予防管理センター)所長のワレンスキー博士は2日、感染対策をめぐるホワイトハウスでの会見で、「新型コロナウイルスのワクチン接種を受け、抗体ができた状態(fully vaccinated:必要な予防接種を受けてから2週間が経過した状態)の人は、COVID-19ウイルスに感染する・感染させるリスクが低い状態で米国内を旅行できる」と発表しました。

なお、この新しいガイダンスでも、ワクチン接種を完了した旅行者も引き続きマスクを着用し、ソーシャルディスタンシング(身体的距離)を維持することが推奨され、訪問する・居住する州・地方の規制に従うことが必要とされています。

詳細は、CDC が4月2日に更新した米国内旅行のガイダンス「Domestic Travel During COVID-19」で確認できます。

CDC は国外旅行のガイダンスも更新しました。ワクチン接種が完了して抗体ができれば(fully vaccinated と言われる状態)、COVID-19ウイルスに感染する・感染させるリスクが低い状態になりますが、外国から米国に入国する人は、変異株に感染したり、場合によっては変異株を持ち込んで拡散したりする可能性があると考えられるため、ワクチン接種を受けた後でも国外旅行を終えた後は3-5日以内に新型コロナウイルスの検査を受けることが推奨されますが、米国入国後の自主隔離は必要とされません。

なお、米国市民やワクチンを接種した人を含め、米国に到着するすべての航空旅客は、米国行きのフライトに搭乗する前に、出発3日以内の新型コロナウイルスの検査結果の陰性証明書、または過去3ヵ月間に新型コロナウイルス感染症から回復したことを証明する書類が引き続き必要です。

詳細は、CDC が4月2日に更新した米国入国・国外旅行のガイダンス「International Travel During COVID-19」で確認できます。

まだワクチン接種を受けていない人は、感染リスクを抑えるため、旅行を避けること。どうしても旅行しないといけない場合は、旅行前後の検査など、CDC が推奨している事項に従うことが求められます。



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