CDC(疾病予防管理センター)と国務省は26日、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が広がっている国々に対し、渡航注意レベルを引き上げました。
新型コロナウイルス感染による症状は2019年12月8日に中国の湖北省武漢(Wuhan)で初めて確認されましたが、その後、世界各地に広がり、26日時点での感染者は81,109万人(新たに確認された人数は871人)、死者数は2,700人を超えています。
中国:渡航注意レベルは引き続き3段階で一番高い「Warning Level 3, Avoid Nonessential Travel」。不要不急の渡航を避けるよう勧告しています。
韓国:渡航注意レベルを3段階で一番高い「Warning Level 3, Avoid Nonessential Travel」に引き上げ、不要不急の渡航を避けるよう勧告しています。
イラン:新型コロナウイルスの市中感染が広がっていることから、渡航注意レベルを3段階で2番目の「Alert Level 2, Practice Enhanced Precautions」に引き上げ、高齢者と既往症のある人は不要不急の渡航を避けるよう勧告しています。
イタリア:新型コロナウイルスの市中感染が広がっていることから、渡航注意レベルを3段階で2番目の「Alert Level 2, Practice Enhanced Precautions」に引き上げ、高齢者と既往症のある人は不要不急の渡航を避けるよう勧告しています。
日本:新型コロナウイルスの持続的な市中感染の拡大を理由に、今月22日に渡航注意レベルを「Alert Level 2, Practice Enhanced Precautions」に引き上げています。
香港:渡航注意レベルは3段階で1番目の「Watch Level 1, Practice Usual Precautions」で、通常の注意を行うよう勧告しています。
イラン:新型コロナウイルスのアウトブレイクが確認されているとして、渡航注意レベルを4段階で1番高い「Level 4: Do Not Travel」に引き上げ、渡航を禁止しました。アメリカ人の誘拐、逮捕や拘留の危険性もあるとされています。
イタリア:新型コロナウイルスのアウトブレイク、そしてテロ行為の可能性を理由に、国務省は渡航注意レベルを4段階で2番目の「Level 2: Exercise Increased Caution」に引き上げました。
モンゴル:隣接する中国での新型コロナウイルスのアウトブレイクへの対策として渡航を規制していることから、国務省は渡航注意レベルを4段階で3番目の「Level 3: Reconsider Travel」に引き上げ、渡航を再検討するよう求めています。
韓国:新型コロナウイルスのアウトブレイクが確認されていることから、渡航注意レベルを4段階で3番目の「Level 3: Reconsider Travel」に引き上げ、渡航を再検討するよう求めています。
香港:渡航注意レベルは4段階で2番目の「Level 2: Exercise Increased Caution」。
日本:渡航注意レベルは4段階で2番目の「Level 2: Exercise Increased Caution」。