MENU

シアトル市、市内4カ所の集団接種センターを6月に閉鎖 シアトル消防局は移動式ワクチン接種チームを展開

  • URLをコピーしました!

シアトル市のダーカン市長は今日、12歳以上のシアトル市民の76%以上が新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を開始し、60%以上が接種を完了したことを受け、シアトル市のルーメン・フィールド・イベント・センター、ノース・シアトル・カレッジ、レーニア・ビーチ、ウェスト・シアトルに設置した集団接種センターの運営を6月に終了することを発表しました。

ルーメン・フィールド・イベント・センター(旧センチュリーリンク・フィールド・イベント・センター)、レーニア・ビーチ、ウェスト・シアトルの各予防接種所では、最終日まで1回目と2回目の接種を継続し、ソードーにあるシアトル消防局(SFD)の検査・予防接種所では、1回目と2回目の接種を行います。

これまでシアトル市は23万回以上の予防接種を実施し、そのうち初回接種は12万8千回以上。アメリカの他の主要都市と比較すると、シアトルの予防接種率はサンフランシスコに次いで全米2位となっています。なお、サンフランシスコは12~15歳の予防接種率を公表していません。

全米最大の民間運営の予防接種会場として3月13日にオープンしたルーメン・フィールド・イベント・センターの会場は、6月12日に業務を終了します。これまでに9万7000回以上の予防接種を実施し、そのうち初回接種は5万1000回でした。

1月14日にワシントン州で初めて新型コロナウイルス感染症のワクチンを接種する緊急医療サービス(EMS)機関となったシアトル消防局のレーニア・ビーチとウエスト・シアトルにあるコミュニティ・ワクチン接種ハブは、それぞれ6月23日と6月9日に業務を終了します。なお、予防接種終了後も、UW Medicine の検査トレーラーは各ハブに設置されます。

シアトル消防局の移動式ワクチン接種チーム(MVT)は、これまでにシアトル市内のアダルト・ファミリー・ホーム、恒久的支援住宅、スポーツ観戦会場、ブルワリー、高齢者や障害者のための手頃な価格の住宅などで、2万6500回以上の予防接種を実施してきました。シアトル消防局はこのプログラムで移民・難民問題局(OIRA)や隣人局(DON)と協力し、歴史的に十分なサービスを受けていないグループを代表するコミュニティ組織と提携し、高齢者、BIPOCコミュニティ、若年層など、パンデミックの影響を受けているグループにアプローチしてきました。この夏の間、シアトル消防局の移動式予防接種チームは、現時点で接種率の低い若年層に予防接種を実施することに注力するとのことです。

予防接種の詳細はシアトル市の公式サイト、またはキング郡の公式サイトで確認できます。

  • URLをコピーしました!

この記事が気に入ったら
フォローをお願いします!

もくじ