ウディンビル市の中心部にあるコロンビア・ワイナリーのテイスティング・ルームが、今年12月22日をもって閉鎖されることが決定しました。
1962年にワシントン大学の教授らとその友人が共同で創業したコロンビア・ワイナリーは、1979年にマスター・オブ・ワインのデイヴィッド・レイク氏がヘッド・ワインメーカーに就任してから、ワシントン州初のピノ・グリ、シラー、カベルネ・フランのワインを作り、成功をおさめました。
シアトル・タイムズなどの報道によると、2012年に親会社となったカリフォルニア州モデストの E & J Gallo Winery は、「1年以上かけて新しいテイスティング・ルーム用地を探したが、実行可能な選択肢は見つからなかった」と述べています。
コロンビア・ワイナリーは、1954年に創業したシャトー・サン・ミッシェルとともに、ワシントン州におけるプレミアムワイン生産の原動力となった老舗のワイナリー。この二つのワイナリーがテイスティング・ルームをオープンした当時からウディンビルは急速に発展し、130以上のワイナリーのテイスティング・ルームが集まる「ワイン・カントリー」と呼ばれるようになっています。