今年もカッパー・リバー・サーモンの季節がやってきました。今年は5月12日(日)に漁が解禁となったため、17日(金)の早朝にシアトル・タコマ国際空港に初物が到着。アラスカ航空のパイロットが大きなカッパー・リバー・サーモンを両手で持ち上げて飛行機から登場する恒例のイベントが行われ、ローカルのテレビ局などで実況中継されました。
Celebrity sighting! We rolled out the red carpet for the first #CopperRiverSalmon of the season. pic.twitter.com/o6vwWT011l
— Alaska Airlines (@AlaskaAir) May 17, 2019
テレビで実況中継されるほどのお祭り騒ぎは、Copper River Salmon Craze と呼ばれるほど。このサーモンはすぐに市内近郊各地の食料品店の売り場やレストランのメニューにも登場します。
アラスカの全長300マイル(約480km)もあるカッパー・リバー(Copper River)を泳いだこの天然サーモンは非常に脂が乗っていて美味とされ、この時期にシアトルで必ず食べたい旬の味と言われます。
しかし、アラスカ州魚類鳥獣管理局(Alaska Department of Fish and Game)は、今年捕獲されるカッパー・リバー・サーモンは、2009年~2018年の10年間の平均の1,250,000匹を39%下回る756,000匹になると予想しています。