今年もアラスカ州のカッパー・リバーでとれる「カッパー・リバー・サーモン」の季節がやってきました。
5月18日(火)午前10時過ぎ、サーモンの姿が塗装されたアラスカ航空の飛行機で運ばれたカッパー・リバー・サーモンの初物がシアトル・タコマ国際空港に到着。2020年は新型コロナウイルスのパンデミックの影響で歓迎式は行われませんでしたが、今年はマスクをしたパイロットが大きなカッパー・リバー・サーモンを両手で持ち上げて飛行機から登場する様子が実況中継されました。
アラスカ航空によると、このフライトで到着した1万7000ポンド(約7.7トン)を合わせて5万5000ポンド(約25トン)のカッパー・リバー・サーモンが、この日、アラスカのコルドバからシアトルに到着しました。カッパー・リバー・サーモンのシーズンは9月まで続きます。
人気の高いカッパー・リバー・サーモンは、夏の始まりを告げる食材の一つ。アラスカの全長300マイル(約480km)もあるカッパー・リバー(Copper River)を泳いだこの天然サーモンは非常に脂が乗っていて美味とされ、この時期にシアトルで必ず食べたい旬の味と言われます。