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新型コロナウイルス ワシントン州東部で急速に感染拡大 ワシントン州西部でも再び感染拡大の可能性

ワシントン州保健局は12日、最新の州全体の状況報告によると、新型コロナウイルスがワシントン州東部で急速に感染が拡大しており、また、ワシントン州西部でも再び広がっている可能性があると指摘しています。

これらの傾向を見るために使用されたデータの時間枠によると、この増加はメモリアル・デーの連休、または旅行に関連している可能性があります。このデータの対象期間には、抗議行動による感染の可能性は含まれていません。

ワシントン州東部の状況は、特にベントン郡、フランクリン郡、スポーケン郡、ヤキマ郡で最も懸念されています。このままのスピードで感染が広がれば、この地域でのCOVID-19の患者数や死亡者数が急増することになります。人口で見ると、今年3月にピーク時にあったキング郡に匹敵する状況にあります。

ワシントン州政府は、各郡の新型コロナウイルス感染状況と指標との比較が一目でわかる新しいダッシュボードを今月2日に公開。これによると、ワシントン州全体は11日時点で、住民10万人あたりの過去14日間の新規感染者数、新規感染者一人あたりの検査数、過去1週間の新規感染者率の3つで目標を満たしていないことがわかります。

一方、一度に患者が急増した場合に病院が受け入れられるようにすることも重視されます。ワシントン州の病床使用率の目標は80%未満ですが、現時点では65.5%のため、余裕があることを意味しています。また、COVID-19病床使用率の目標は10%未満ですが、現時点では2.6%であるため、まだ余裕があることがわかります。

ワシントン州保健局の目標は次のとおりです。

リスクを評価するダッシュボードは毎週更新されています。

ワシントン州のインスリー知事は13日に声明を出し、「ワシントン州住民は感染拡大を抑制するために大変な努力をしてきました。しかし、今日の報告書は、私たちの州の一部にまだ強い懸念の理由があることを示しており、COVID-19が現在のレベルで拡大し続けるなら、症例数と死亡数はまもなく大幅に増加すると予測している」と指摘し、地方との連携の強化、検査とマスクの着用を増やし、身体的距離と病院の収容能力を維持するとともに、長期療養施設や屋内などの高リスク集団に対する介入(食品加工や農業用住宅などでの接近した環境での作業を含む)をターゲットにしなければならないと述べました。

「今は、私たち自身や家族、地域社会を守るための努力をあきらめる時ではない。私たちはまだ、ワシントン州民が感染し、その命を奪っている大流行の真っただ中にいる」



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