ワシントン州のスキー場、クリスタル・マウンテンは27日、6月1日から6月14日まで春スキーのシーズンとしてオープンすると発表しました。
ワシントン州では経済活動の再開が始まっていますが、クリスタル・マウンテンのあるピアス郡はフェーズ1であることから、インスリー知事が昨日発表したフェーズ1でのアウトドア・アクティビティのガイダンスに従う準備が進められているようです。
We’re ready and excited to welcome you back starting June 1 for spring skiing and riding in Green Valley, but things are going to be different. Capacity will be limited, and reservations are required.
Get the full scoop here: https://t.co/V5D97guN6A pic.twitter.com/R2g4qmCHN8— Crystal Mountain (@CrystalMt) May 27, 2020
知事の発表したガイダンスによると、5月26日に再開するゴンドラとチェアリフトは電話またはオンラインの予約制・前払い制とし、フェーズ1と2では同じ世帯の人のみ一緒に乗ることができます。従業員は頻繁に手を触れる箇所を定期的に消毒する必要があります。
このため、クリスタル・マウンテンの最大の変更は、Ikon Pass 保持者や2019-2020年のリフトチケット保持者に限らず、利用者全員にオンラインでの予約が義務付けられること。人数制限があるため、予約が必ずとれるとは限りません。予約しないで訪れた場合、シーズンパスや前払いしたリフト券を持っていても利用することはできなくなります。予約は利用日の前々日の午後2時に受付が開始されるので、6月1日の利用は5月30日午後2時に受付が開始されることになります。
予約日時に到着すると、駐車場に行く前にチェックポイントを通過する必要があります。予約時間の30分以上前にチェックポイントに到着することは禁止されており、従業員の指示に従って駐車する必要があります。また、ケガや事故を防ぐため、初級者ではなく、スキルの高い人のみの利用が推奨されています。
さらに、利用者自身や同居している家族に熱がある場合やインフルエンザのような症状がある場合は自宅待機すること、同居している人以外とは6フィート(約2m)離れること、ゴンドラやチェアリフトは同じ車で来た人や同居している人とのみ乗ること、石鹸と水で手をこまめによく洗うこと、手を洗えないときはハンドサニタイザーを使うこと、スキー場から帰宅した後にインフルエンザのような症状が出た場合や新型コロナウイルス感染症と診断された場合はクリスタル・マウンテンの運営側に連絡することなど新しい規則に従うこと、また、この規則に従わないつもりであれば利用しないことが求められています。また、フェイスマスク、グローブ、ゴーグルまたはサングラスの着用が推奨されています。
規則の詳細は公式サイトで。