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デルタ航空、シアトル〜台北路線のデイリー運航を2024年6月に開始

デルタ航空が、シアトル〜台北の直行便を、2024年6月6日よりデイリー運航すると発表しました。

リリースによると、これは同航空が成田発着の台北線を2017年1月に運休して以来初の台湾路線で、同航空の米国から台湾桃園国際空港(TPE)への初の直行便となります。

デルタ航空は、1933年にノースウエスト・エアウェイズ(後のノースウエスト航空)として運航を開始し(2010年にデルタ航空と経営統合)、今年12月にシアトルで90周年を迎えました。現在、同航空の太平洋岸のハブ空港であるシアトルから世界50都市へ毎日160便以上を運航しており、台北路線が加わることで、仁川(ICN)、羽田(HND)、上海(PVG)への既存路線を含め、太平洋を横断する4つの直行便が就航することになります。

デルタ航空は、シアトル以外のアジア・太平洋地域でもサービスの拡大を続けています。2023年にかけて拡充したサービスは次の通りです。

  • アトランタ(ATL)から仁川(ICN)への2便目のデイリー運航を発表。
  • 中国への運航を週4便から週10便に増便(シアトル(SEA)から上海(PVG)へは週7便、ダラス・フォートワース(DTW)から上海(PVG)へは週3便)。
  • ホノルル(HNL)とミネアポリス(MSP)から羽田(HND)への運航を再開。
  • ロサンゼルス(LAX)からオークランド(AKL)へ初就航
  • 冬季のみロサンゼルス(LAX)からシドニー(SYD)線を週10便から週14便に増便

デルタ航空が台北に就航すると、同じスカイチームのアライアンスに所属するチャイナエアラインを使ったアジアの他の地域へのアクセスも広がります。現在、台湾と米国本土は、ユナイテッド航空、エバー航空、スターラックス航空、なども直行便を就航していることから、デルタ航空の直行便就航により、競争が一層激しくなりそうです。

シアトル・タコマ国際空港は、COVID-19のパンデミック以降、国際便の就航を加速中。現在、太平洋岸のゲートウェイとして、25社の航空会社が29の国際都市に直行便を運航しています。詳細は公式サイトでご確認ください。

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