モビリティサービスの研究開発拠点を先月シアトルに開設した、自動車部品・サービス企業の株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市)。その新オフィスが、シアトルに集まるグローバル・パワーのひとつとして注目されています。
自動車部品の世界シェア1位を誇るデンソーが「オープンイノベーションを強化し、モビリティサービスの研究開発を加速」させることを目指して先月17日に開設したシアトル・イノベーション・ラボ。ミシガン州に米国本社を置く同社は、北米では他にサンフランシスコとモントリオールにも研究開発ハブを設けていますが、「世界のイノベーションの震源地」のひとつであるシアトルの企業や大学との提携を通じて、自動運転やモビリティソフトウェアといった技術の開発を推進していくことがシアトルオフィス開設の目的とされています。
GeekWire によると、シアトルオフィスでは現在9名が働いているそうです。また、昨夏にデンソーがシアトルに AI オフィスの開設を計画していると報じていた Puget Sound Business Journal は、同社オフィスを写真入りで紹介しています。