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シアトル・タコマ国際空港、レストランや小売店の営業にも影響 新型コロナウイルス感染拡大で

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ワシントン州政府は、新型コロナウイルス感染拡大を抑制するため、飲食店の営業を少なくとも3月31日までテイクアウト・配達・ドライブスルーのみとし、小売店の営業に対しても社会的距離を常に維持しながら保健局の定める消毒の条件に従うよう、定めました。

これを受け、州全域の飲食店や小売店は臨時休業するところから、営業時間を短縮し、テイクアウト・配達・ドライブスルーに切り替えるところまでさまざまですが、シアトル・タコマ国際空港内のレストランや小売店も例外ではありません。

シアトル港湾局は17日に新型コロナウイルスに関する対応について行った記者会見で、空港内の飲食店でも店内での飲食は許されないため、あらかじめ包装した状態で販売する grab and go への切り替え、営業時間の短縮、臨時休業を選ぶところが出てきていると説明しました。

同空港では3月上旬から空港で人の接触の多い場所の消毒を強化し、ハンドサニタイザーを設置する箇所を増やすなどして対応に努めています。しかし、現在は春休みシーズンの開始時期にあたるにも関わらず、保安検査場を通過する人数は昨年の1日5万人を大幅に下回る1日平均16,000人となっています。

シアトル港湾局は、日々の変化に柔軟に対応し、今後も旅客と従業員の安全、衛生を保つための手順を強化すると説明しています。

また、ライブミュージックの演奏も3月31日まで中止され、ビジター・パスの発行も3月21日(土)から中止されます。

空港内のレストランや小売店の営業は、今後の状況を見て変更されます。詳細はシアトル・タコマ国際空港の公式サイトでご覧ください。



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