サイトアイコン junglecity.com

2025年版:ワシントン州立公園の無料入園日をチェックしよう!

Beacon Rock State Park<br>Jason Hummel Courtesy of State of Washington Tourism

ワシントン州の州立公園の利用には Discover Pass(ディスカバー・パス)が必要ですが、2025年も12日間の無料入園日が設定されています。

無料入園日には、ワシントン州立公園や、ワシントン州自然資源局(DNR)およびワシントン州魚類野生生物局(WDFW)が管理する土地で、ディスカバー・パスなしに車両を駐車できます。

日本の国土の半分近い面積のあるワシントン州には、19の海洋公園と11の歴史公園を含む、140以上の州立公園があります。この機会に、ワシントン州の州立公園を体験してみてはいかがでしょうか。

2025年の無料入園日

ディスカバー・パスとは

ディスカバー・パスは、2011年に導入されたもので、年間30~35ドル、または1日10~11.50ドルで購入でき、州立公園やDNRおよびWDFWが管理する土地での駐車に必要です。

このパスの販売による収益は、公共の土地の保護と維持に充てられます。ただし、無料日はスノー・パークには適用されません。冬季にはスノーパーク・パーミットが必要となります。

Discover Pass の詳細はこちら

2025年の元日のハイキング

最初の無料日である元日には、ワシントン州立公園の年次イベント『First Day Hikes』が開催されます。これは自然の中で新年を迎えることを奨励するもので、2023年は1700人以上が参加し、ハイキングやサイクリング、スノーシューを通じて州立公園で合計2907.2マイルのトレイルを楽しんだそう。ハイキングの距離や難易度は公園によって異なります。

このイベントを開催する州立公園の一覧はこちら

ビリー・フランク・ジュニアについて


ビリー・フランク・ジュニア(1931-2014)は、ニスカリー族の一員で、1974年の「ボルト判決」(Boldt Decision)につながるワシントン州の「フィッシュ・ウォーズ」における重要なリーダーでした。彼は部族の漁業権を守るために尽力し、また、北西部インディアン漁業委員会の会長としても活動しました。

ボルト判決(1974年)は、ワシントン州におけるネイティブ・アメリカンの部族の漁業権を巡る歴史的な裁定です。Historylink.org によると、ワシントン州と先住民間で長年続いた「フィッシュ・ウォーズ」(Fish Wars)の末、連邦判事ジョージ・ボルトが、1850年代の条約に基づき、部族が漁獲量の50%を確保する権利を認めるという画期的な判決を下しました。この決定は先住民の主権回復に大きな影響を与え、環境保護や漁業資源管理の分野にも大きな影響を及ぼしました。

スモーキー・ベアの誕生日

2025年に新たに加わった無料日として、スモーキー・ベアの誕生日が祝われます。”Only you can prevent wildfires”(山火事を防げるのはあなただけ)というメッセージを80年にもわたり伝えてきました。National Interagency Fire Center(NIFC)によると、全米で発生した山火事は56,580件で、その約90%にあたる50,697件が人為的な原因に起因していました。人為的な原因には、キャンプファイヤーの放置、タバコのポイ捨て、機器の使用、放火などが含まれます。残りの山火事は主に落雷などの自然現象によるものです。

【州立公園 公式サイト】www.parks.wa.gov

モバイルバージョンを終了