シアトル・シーホークスは12日、敵地ウィスコンシン州グリーンベイで行われたディビジョナルラウンドで第2シードのグリーンべイ・パッカーズと対戦。前半で21対3と大差をつけられ、後半に5点差まで追い上げたものの、28対23で敗れました。
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— NFL (@NFL) January 13, 2020
シーホークスの QB ラッセル・ウィルソンは31回のパスを投げて21回成功、277ヤード、1タッチダウンを決め、2018シーズン第10週以来最高の64ラッシングヤードを稼ぎました。これまでも最後まであきらめず、"魔法" のようなプレーを見せてきたウィルソンでしたが、一度もリードを奪うことなく、ディビジョナルラウンドで敗退することになりました。
また、第17週でファンにとっては電撃的な再契約をした "ビースト・モード" マーショーン・リンチは今回2回のタッチダウンに成功。NFL でのキャリアにおけるポストシーズンでのタッチダウンの11回目と12回目となりました。
一方、パッカーズの QB アーロン・ロジャースは17回のパスのうち16回を成功させ、243ヤードをマークして2タッチダウンを決めています。
カリフォルニア大学バークレー校でチームメートだったリンチとロジャース。リンチは試合後、パッカーズのロッカールームを訪れ、ロジャースとジャージを交換したと USA Today などが報じました。
"Take care of y'all bread, so when y'all done, you can go ahead and take care of yourself."
Marshawn Lynch used his time at the podium to give advice to younger players 🙏 pic.twitter.com/p5poQZA2cq
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また、試合後の記者会見でリンチが語った、若手選手へのアドバイスが注目を浴びています。
「メンタル、体、金銭を大切にすること。リタイアする準備ができたら、リタイアし、自分がやりたいことができる」。
MarketWatch は、NFL をリタイアした選手の10人中約8人は金銭的なストレスを抱えることがわかったという Sports Illustrated の調査に触れ、さらに米国経済研究所は6人に一人は自己破産すると見られています。
パッカーズは19日(日)に行われる NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)決勝でサンフランシスコ・49ers と対戦します。