アメリカ北西部で定番のカニといえば、ダンジネス・クラブです。この食用カニは、北はアラスカから南はメキシコまでの広い海域に生息しています。
2024年の夏、ワシントン州でのダンジネスクラブ釣りは、多くの海域で7月1日に解禁されることが発表されました。
例えば、シアトルからブレマートンまでのマリンエリア10では、7月1日から8月26日までの日曜日と月曜日に解禁されます。
ワシントン州魚類野生生物局は、7月4日の独立記念日の祝日前後には極端な干潮が予想されており、一部の場所でボートを出す際に困難が生じる可能性があると注意を呼びかけています。レクリエーションのカニ釣りをする人は、潮の変動が最も少ない時間帯を狙い、極端な干潮時にトラップが動いて紛失しないように、カニかごに適切な重りを付けることが重要です。カニかごに適切な重りを付ける方法については、ノースウェスト・ストレイツ・コミッションの公式サイトをご覧ください。また、カニかごやギアをフェリー航路に設置しないように注意が必要です。過去には、フェリー航路に設置されたカニかごやギアがフェリーに重大な損害を与えた例もあります。
カニの大きさについての決まり
ダンジネスクラブのサイズにも決まりがあります。甲羅の幅が6.25インチ以上の硬い甲羅のダンジネスクラブ(オスのみ)で、1日5匹まで。
ダンジネスクラブ釣りの際、オープンエリアで釣れたレッドロッククラブは、甲羅が硬く、甲幅が5インチ以上であれば、1日6匹まで持ち帰ることができます。
カニをとるのに必要なライセンスの購入
カニ釣りには、年間コンビネーションライセンスまたは貝類・海藻ライセンスに有料で追加できる Puget Sound Dungeness crab endorsement が必要です。
また、catch record cards(漁獲記録カード)を常に携帯し、カニを釣った直後、カニかごをまた海に入れる前に、持ち帰るダンジネスクラブの数を記録することが義務付けられています。夏期と冬期で別々の漁獲記録カードが発行されます。
なお、14歳以下は無料ですが、endorsement と catch record card は必要です。