シアトルとベルビュー、イーストサイドの交通渋滞緩和のために建設が進められているライトレールの新路線『イースト・リンク』のベルビュー〜レドモンド間が、2024年3月に開業予定であることが発表されました。
全長14マイル（約22.5km）の『イースト・リンク』は、シアトルのインターナショナル・ディストリクトからジャドキンス・パーク、そしてI-90沿いにマーサー・アイランド、サウス・ベルビュー、そしてベルビューのダウンタウンとベルレッド地域を通って、マイクロソフト本社キャンパスに隣接するレドモンド・テクノロジー駅までの10駅を結ぶ路線です。
しかし、シアトル〜ベルビュー間の開業に遅れが生じていることから、サウス・ベルビューとレドモンドを結ぶ区間が一足先に開業することが決定しました。
現時点で、1日16時間、10分間隔で運行され、2両編成で最大400人が乗車できる予定。また、サウス・ベルビュー駅には、ライトレール利用者の車1500台を収容できる駐車場（Park ＆ Ride）が完成しています。
予想所要時間は次のとおりです。
マーサー・アイランド～ワシントン大学：20分
サウス・ベルビュー～シアトル・タコマ国際空港：50分
レドモンド・テクノロジー〜ベルビューのダウンタウン：10分
昨年、サウンドトランジットは、レイク・ワシントンの東西を結ぶI-90（アイナインティ）沿いの線路工事で品質問題が確認されたため、開通計画の見直しを行いました。現在、シアトル側のインターナショナル・ディストリクト/チャイナタウン駅〜ジャドキンス・パーク駅〜マーサー・アイランド駅を含む、レイク・ワシントンの東西を結ぶ部分は、2025年の開通が予定されています。