ワシントン州のインスリー知事は15日、州内の全学区が4月19日までに対面授業を一部再開するよう、緊急布告に署名しました。
This has been a long year for WA students and their families. The youth mental health crisis has become significantly worse during the COVID-19 pandemic, and it is time to provide an in-person learning option to help students.https://t.co/DGPfCHCAAz
— Governor Jay Inslee (@GovInslee) March 16, 2021
この緊急宣言の要旨は次のとおりです。
- 4月5日: キンダーガーテンから5年生または6年生(K-5、またはK-6。学区によって決定)は少なくとも週2日の対面授業を含むハイブリッドに移行
- 4月19日: キンダーガーテンから12年生(K-12): 週の平均授業時間の最低30%を対面授業にあてるハイブリッドに移行
- 対面授業は少なくとも週2日が必要
- 一部の生徒にはリモートの方が良い場合があることを認め、全ての学習をリモートで提供するオプションも提供
対面授業の再開に伴い、学校はワシントン州保健局とワシントン州労働産業局が定めた健康と安全に関する要件に従う必要があります。
また、すべての学区は、最低指導時間の30%を上回るように努力することが必要とされ、健康と安全に関するすべての推奨事項を適用した場合に、学校が提供できるキャンパスでの対面授業の最大容量と最大頻度を、できるだけ早く達成する必要があります。
インスリー知事は、今回の緊急布告は若者のメンタルヘルスが危機的状況にあることを理由としており、「対面学習がすべての生徒のメンタルヘルスの問題を解決するわけではないが、解決策の一部であり、一部の生徒には効果がある」と声明で述べています。詳細は知事室の公式サイトで確認できます。
現時点で、ワシントン州では対面授業の再開状況が学区ごとに異なっています。1月18日以降の各学区の状況は1週間ごとに公教育長官室の公式サイトで公開されています。