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キング郡 7月27日から30日の猛暑による高体温症(hyperthermia)で3人が死亡

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キング郡検死局が発表した1日付のデータで、猛暑に見舞われた7月27日から31日の間に3人が高体温症(hyperthermia)で死亡(うち1人は推定例)、3人が溺死していたことがわかりました。

医療

ナショナル・ウェザー・サービス(国立気象局)が高温警報を出した7月26日から7月31日まで6日間は、ピュージェット湾地域で最高気温が90℉(32℃)を上回り、観測史上の連続記録を更新しました。

シアトル・タイムズによると、高体温症で死亡した人の年齢は64歳、65歳、77歳。溺死した人の年齢は22歳、23歳、67歳でした。

なお、このデータは速報値であり、今後さらに熱中症による死亡が確認される可能性があります。

また、キング郡では、7月26日から7月31日の間だけで、暑さによる健康被害が理由での救急外来の受診は101件にのぼりました。救急医療サービス(EMS)は50件以上の熱中症の疑いのある通報に対応しましたが、中でも7月28日は15件と、熱中症の発生が最も多い日となりました。

暑さによる深刻な健康被害には、腎不全、脳卒中、心臓発作などがあり、深刻な場合は死に至ることもあります。

2019年、2020年、2021年に救急医療サービス(EMS)が対応した暑さによる健康被害の1日の件数は、2019年と2020年は10件未満でしたが、2020年は236件でした。これには、熱中症、日射病、熱疲労、熱関連疾患、熱失神など、入院前の臨床での印象や症状が含まれます。

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