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ワシントン州で新型コロナウイルスの変異株「B.1.351」による最初の症例を確認

2020年10月に南アフリカで初めて報告された新型コロナウイルスの変異株「B.1.351」による最初の症例が、ワシントン州のキング郡で採取された検体から確認されました。

ワシントン州保健局によると、感染者は1月29日に陽性であることが確認されましたが、接触追跡では感染者にリーチできなかったことから、旅行歴を含む詳細は現時点でわかっていません。

変異株「B.1.351」の研究を続けている
CDC(疾病予防管理センター)によると、アメリカで2月23日までに確認されたこの変異株「B.1.351」による症例は10件です。ワシントン州保健局は、「この変異株は一部のワクチンの効果を低下させる可能性があるが、ワクチンは今でも重症化や死亡からの強力な保護を提供している」と述べています。

また、イギリスで最初に発見された変異株「B.1.1.7」による症例が新たに19件確認され、ワシントン州での症例数は計39件となりました。この変異株は感染力が従来株よりも高く、症例数の増加につながる可能性があるとされています。ワシントン州保健局は「現在利用可能なワクチンは、この変異株に対する十分な保護を提供するはずだ」と述べています。

今年1月にブラジルで初めて報告された新型コロウイルスの変異株「Brazil P.1」による症例は、ワシントン州ではまだ確認されていません。



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