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アラスカ州のカッパー・リバー・サーモン、2023年の初物がシアトルに到着

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© Alaska Airlines

5月といえば、アラスカ州のカッパー・リバー(Copper River)で、キングサーモンとソッカイサーモン(sockeye:紅鮭)の商業漁業が解禁される時期。今年も5月15日に解禁され、総重量18,000ポンド(約15.4kg)の初物を乗せたアラスカ航空貨物(本社: ワシントン州シータック)の貨物機が、翌16日にシアトル・タコマ国際空港に到着しました。

カッパー・リバーの厳しい環境を泳いだ鮭は、非常に脂が乗っていておいしく、この地域では春を代表する旬の味とされています。

アラスカ航空貨物は毎年、アラスカ州の3大水産加工業者であるトライデント・シーフーズ、OBIシーフーズ、カッパーリバー・シーフーズと提携し、カッパー・リバーのサーモンをシアトルやアラスカのアンカレッジに運び、太平洋岸北西部から全米のレストランや食料品店への配送を担っています。カッパー・リバー・サーモンのシーズンは9月まで続きます。

© Alaska Airlines

このシアトル・タコマ国際空港での恒例のイベントは、長年にわたり、レッドカーペットが敷かれ、アラスカ航空の機長がコッパーリバー産のキングサーモンを掲げて飛行機から降り、見物人から拍手喝采を浴びるという流れになっていました。

しかし、今年は、サーモンが入った3大水産加工業者の箱が飛行機から降ろされ、アラスカ州で1973年に創業し、50周年を迎えたトライデント・シーフードの担当者が箱から取り出した見事なキングサーモンを披露しました。

例年通り、調理方法の実演を行ったのは、シアトルのセレブリティシェフ、トム・ダグラス氏。同氏が経営するシアトルのレストランでキングサーモンの料理を注文すると、5月16日から20日までの間、その料理の収益の一部はバラード・フードバンクに寄付され、トライデント・シーフーズがマッチングすることが発表されました。

© Alaska Airlines

Fishermen’s News によると、今年は平均を上回るサーモンの遡上が予想されているそう。気になるのは値段ですが、KIRO7 によると、シアトルの観光地パイク・プレース・マーケットの魚屋ではキングサーモンが1ポンド$79.99、ソッカイが$69.99。オンラインでは、アラスカ州のカッパー・リバー・シーフーズから8オンスのフィレー2切れが$69.99で購入できます。お近くのスーパーマーケットや魚屋も入荷するはずなので、確認してみてください。

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