スターバックスの創業の地シアトルにあるブロードウェイ&デニーの交差点にある店舗(101 Broadway East, Seattle)で22日、労働組合が結成されました。
労働組合を結成するために行われた投票結果は賛成9・反対0。全米労働関係委員会(National Labor Relations Board: NLRB)がこれを認定し、シアトル市内の直営店舗では初めて労働組合の結成を実現しました。
スターバックスでは労働組合結成の動きが広がっています。昨年12月にニューヨーク州バッファロー市にあるエルムウッド店が米国で初めて労働組合を結成して以来、米国の直営店で労働組合を結成したのは合計7店舗になりました。
シアトル・タイムズは、この投票について、「ハワード・シュルツ氏が暫定CEOに復帰し、100店舗以上の従業員が労働組合の結成を希望している中、コーヒー大手企業の地元では特に象徴的な勝利となった」と報じています。
Capitol Hill Seattle Blog によると、キャピトル・ヒルにあるスターバックス・ロースタリーの旗艦店も労働組合結成の準備を進めている店舗の一つです。