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ワシントン州政府、11月16日(月)夜から4週間の新たな経済活動の制限を発表

ワシントン州のインスリー知事は15日に行った記者会見で、COVID-19の感染を抑制するため、新たな経済活動の制限を発表しました。

インスリー知事は、「我々は第3波(the third wave)に直面している。今の状態は、これまで以上にひどいものだ。何もしないことは許されない。厳格な対策が必要だ」と述べ、州民に理解と協力を求めました。

今回の経済活動の制限は基本的に次のとおりです。

今回の新たな経済活動規制で、K-12の学校、チャイルドケア、裁判所は例外となっています。

なお、屋内でのマスクは引き続き必須となります。

ワシントン州は、1月19日にアメリカで最初の新型コロナウイルス感染者が、2月29日にはアメリカで最初の新型コロナウイルスによる死者が、そして3月3日にはアメリカで最初のアウトブレイクが確認された州。その後、感染拡大を抑制するため、3月24日にワシントン州全域に自宅待機命令が出され、夏には感染拡大が抑制された状況に達していましたが、秋に入って再び感染が広がっていることが指摘されてきました

ワシントン州保健局によると、1日当たりの新規感染者数は昨14日だけで2,286人と過去最多を記録しましたが、15日はこれを上回ることが予測されています。

インスリー知事は、「ワシントン州は他の州より良い状況にあるが、屋外に出る機会が増える夏に向かっていた3月とは異なり、現在は屋内に滞在する時間が増えウイルスの感染が広がりやすい冬に向かっている」と述べ、「春に成功したことを再び実行すれば効果があることはわかっている。この規制は12月14日までであり、永遠ではない。今だけだ」「ワクチンやその他の治療法ができるまでの、恒久的で健康的な状態のための一時的な対策だ」と、将来のための一時的な規制であることを強調しました。

15日には、シアトルのあるワシントン州キング郡の500人を超える看護師が新型コロナウイルス感染予防対策をきちんと実行するよう呼びかける声明がシアトル・タイムズに掲載されました。

"Please, for us, for you and your families, and for our whole community, wear a mask whenever you’re in public, particularly indoors. Stay at least 6 feet from others outside your household. Avoid gatherings, especially inside, and reduce travel and other activities away from home. Get tested right away if you have COVID-19 symptoms or were in close contact with someone who is infected."

「私たちのために、あなたとあなたの家族のために、そして私たちのコミュニティ全体のために、公共の場、特に屋内にいるときはマスクを着用してください。同居している人以外の人からは少なくとも6フィート離れてください。特に屋内での集まりは避け、旅行や家から離れてのその他の活動を減らしてください。COVID-19の症状がある場合や、感染した人と濃厚接触した場合は、すぐに検査を受けてください。」

ワシントン州で新型コロナウイルスの検査を無料で受けられる場所についてはこちら



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