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9月の満月は「ハーベスト・ムーン」 米国北西部では9月13日(金)

天文学での秋の始まりである秋分(autumn equinox)に一番近い満月は、北半球では「Harvest Moon」(ハーベスト・ムーン)と呼ばれます。

ハーベスト・ムーンを見られる日は場所によって異なり、シアトルのあるパシフィック・ノースウエスト、そしてマウンテン、セントラルの標準時では9月13日(金)の日没直後、東海岸の標準時では9月14日(土)午前12時33分過ぎとなります。

シアトルのあるパシフィック・ノースウエスト、そしてマウンテン、セントラルの標準時では、9月13日(金)の日没後、すぐに満月が見られるのが、秋分に近い満月の特徴だそう。

earthsky.org によると、月の軌道が完全な円ではないため、地球とハーベスト・ムーンの距離(つまり目に見えるハーベスト・ムーンの大きさ)は年によって異なります。2015年9月28日のハーベスト・ムーンはその年で最も地球に近かったため最大サイズのスーパームーンでしたが、今年のハーベスト・ムーンは地球から最大の距離である252,100マイル離れた地点である遠地点(apogee)とほぼ一致しているため、その大きさはマイクロムーン、またはミニムーンと呼ばれるものになるそうです。

また、Farmers’ Almanac によると、9月の満月がハーベスト・ムーンと呼ばれるのは秋分にちなんでいますが、ネイティブ・アメリカンは部族によってトウモロコシを収穫する時期にちなんだ Corn Moon、バーリーの収穫にちなんだ Barley Moon などの呼び方をしているとのこと。Farmers’ Almanac のウェブサイトでは、都市名、州、ZIP Code のどれかを入力すると、その場所での満月が昇る時間がわかります。

日本でハーベスト・ムーンが見られるのは日本時間で9月14日(土)。旧暦の8月15日は十五夜で、その日の月は「中秋の名月」とされ、お月見をする習慣が生まれました。今年は満月の前日の9月13日(金)がその日にあたります。ススキを飾って、団子をお供えし、収穫に感謝した後は、その団子を食べるならわしが知られています。

南半球での「Harvest Moon」は、3月または4月に起こります。

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