WalletHub による「アメリカで最も健康的な都市」ランキングで、サンフランシスコが全米1位となりました。
このランキングは、アメリカで最も健康的な都市を特定するため、174の都市（最も人口の多い150都市と各州で最も人口の多い少なくとも二つの都市を含む）を、1）医療、2）食生活、3）フィットネス、4）緑地の4つの分野に関連した43の指標の加重平均を計算して総合スコアを算出し、作成しています（なお、データの限界により、分析に含まれていない都市があり、また、都市のみを考慮し、周辺の大都市圏の都市は除外されています）。
4つの指標の「医療」では早期死亡、メンタルヘルス人口一人あたりの医師や歯科医の数、医師や歯科医の診察費、基本的な薬の代金、公共の医療施設の質、一人当たりの病院のベッド数、健康保険の平均的な補償内容など、「食生活」では一人当たりのファーマーズ・マーケットの数、健康的な食生活に関するグーグル検索、肥満に分類される住民の割合など、「フィットネス」はフィットネスクラブの平均会員費など、「緑地スペース」は一人当たりのハイキングやランニングのトレイル、レクリエーションへのアクセスなどが含まれています。
全米1位はカリフォルニアのサンフランシスコ。食生活と緑地スペースで全米1位、フィットネスで全米4位、ヘルスケアで全米29位となっています。
- カリフォルニア州サンフランシスコ
- ワシントン州シアトル
- カリフォルニア州サンディエゴ
- オレゴン州ポートランド
- ワシントン DC
- ニューヨーク州ニューヨーク
- コロラド州デンバー
- カリフォルニア州アーバイン
- アリゾナ州スコッツデール
- イリノイ州シカゴ
シアトル市はなんと全米2位。ヘルスケアでは全米19位でしたが、食生活で全米4位、フィットネスで全米3位、緑地スペースで全米2位となったため、総合スコアが高くなったようです。
特に、アクティブな成人の割合では全米1位、一人当たりのランニング可能なトレイルの数は全米3位、一人当たりのウォーキングトレイルの数は全米4位と、フィットネスと緑地スペースの面で高く評価されています。ワシントン州では、バンクーバー市が52位、スポケーン市が68位、タコマ市が69位となっています。
