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ワシントン州知事、経済活動・社交再開計画『ヘルシー・ワシントン』 のフェーズの基準を見直し

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ワシントン州のインスリー知事は9日、各郡が経済活動・社交再開計画『ヘルシー・ワシントン』 のフェーズ3にとどまるための基準を見直し、明確にしました。

3月22日に発効した計画では、州内39郡はそれぞれ3週間ごとに状況を評価されるようになっています。

最初の評価は4月12日(月)に行われ、フェーズの変更がある場合は、4月16日(金)に発効します。

12日に行われる評価に基づくフェーズの決定に先立ち、知事は次のように見直しました。

  1. 症例数と入院数という二つの指標のうち両方とも満たせなかった場合にのみ、フェーズ2に戻ることになります。当初の計画では、症例数と入院数の指標のどちらか一つでも満たせない場合はフェーズ2に戻るとされていました。
  2. 観戦イベントに関するガイダンスを更新し、フェーズ2で許可される内容と、それらのイベントが学校の卒業式とどのように関連するかが明確にされました。
  3. 飲食店が柔軟に対応できるよう、屋外席に関するガイダンスが更新されました。

例えば、シアトルのあるキング郡の場合、フェーズ3に留まるには、症例数が過去2週間で人口10万人あたり200件未満であること、または入院が過去1週間で人口10万人あたり5件未満であることが条件となります。

当初の計画では、フェーズ3に留まるには、症例数が過去2週間で人口10万人あたり200件未満であり、入院が過去1週間で人口10万人あたり5件未満であることが条件となっていました。

つまり、シアトルがフェーズ2に戻され、飲食店の屋内での飲食サービスがフェーズ3の稼働率50%から、フェーズ2の25%になる可能性は少し低くなったことになります。

なお、各郡は個別に評価されるだけでなく、大規模な郡と小規模な郡では、症例数や入院数に基づく適切な基準が異なります。

インスリー知事は、「予防接種が驚くほど進んでおり、深刻な病気から人々を守ることに重点を置いていることから、症例数・医療システム・入院数との関連性を考慮することを確実にするためには、症例数と入院数という二つの指標を一緒に分析し、両方の基準を満たすよう求めることが正しいアプローチであると考えている」と述べています。

ワシントン州のみならず、全米で症例数と入院数が再び増加し始めていることが懸念されています。ワシントン州知事室は、「ワクチンはこの問題を解決してくれるが、まだ何百万人ものワシントン州民がワクチン接種を必要としている。新型コロナウイルスが脅威でなくなるまで、身体的距離の維持、マスク着用、小規模の集まりという対策を続ける必要がある」と呼びかけています。

4月12日(月)の次に評価が行われるのは、5月3日(月)です。

更新:2021年4月12日 ガイダンスへのリンクを追加



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