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日本のパスポートが3年連続で「世界最強」に ビザなしで191カ国に渡航可能

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ビザ(査証)なしで渡航できる国・地域の数で各国・地域を比較する Henley & Partners の「パスポートランキング」(passport index)で、191カ国に渡航できる日本が3年連続で世界一となりました。

Passport

このランキングは、イギリスのコンサルティング会社 Henley & Partners が、航空運輸業界団体の International Air Transport Authority(国際航空運送協会: IATA)のデータに基づいて、全227カ国・地域のうちビザ(査証)なしで何カ国・地域に入れるかを調べ、2008年から四半期ごとに更新し、随時発表しているものです。

日本のパスポートでビザなしで渡航可能な国は2017年は172カ国で5位でしたが、2018年に180カ国、2019年に190カ国に渡航できるようになりました。

外務省がまとめた2018年(1〜12月)の「旅券統計」によると、一般旅券発行数は前年比5.3%増の433万2397冊と、2015年から増加しています。これには海外在住者も含まれていますが、国民のおよそ4人に1人がパスポートを所持している計算になります。

今回のランキングで2位のシンガポールのパスポートでは、190カ国、3位の韓国のパスポートでは189カ国に渡航することができます。

ランキングの上位10位は以下の通り。
1位 日本(191)
2位 シンガポール(190)
3位 ドイツ、韓国(189)
4位 イタリア、フィンランド(188)
5位 スペイン、ルクセンブルグ、デンマーク(187)
6位 スウェーデン、フランス(186)
7位 スイス、ポルトガル、オランダ、アイルランド、オーストリア(185)
8位 アメリカ、UK、ノルウェー、ギリシャ、ベルギー(184)
9位 ニュージーランド、マルタ、チェコ共和国、カナダ、オーストラリア(183)
10位 スロバキア、リトアニア、ハンガリー(181)

一方、ビザなし、または到着時にビザを取得できる国や地域が40未満の国は次のとおりです。
100位 北朝鮮、スーダン(39)
101位 ネパール、パレスチナ自治区(38)
102位 リビア(37)
103位 イエメン(33)
104位 ソマリア、パキスタン(32)
105位 シリア(29)
106位 イラク(28)
107位 アフガニスタン(26)

しかし、こうしたランキングは指標によって変わるもの。CNN が紹介している Arton Capital’s Passport Index は国連に加盟している193カ国と6地域(台湾、香港、マカオ、コソヴォ、パレスチナ自治区、ヴァチカン)を対象にビザ(査証)なしで渡航できる国・地域の数でランキングしていますが、2020年度の1位は昨年に引き続きアラブ首長国連邦(UAE)(179)。2位はドイツ、フィンランド、ルクセンブルグ、スペイン(172)となっています。



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