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ワシントン州の経済活動・社交再開に向けて、ワクチン未接種の子どもを守るには?

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ワシントン州最大の都市シアトルのあるキング郡には、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の対象にまだなっていない12歳未満の子どもが約30万人住んでいます。

シアトル・キング郡公衆衛生局は、ワシントン州が経済活動・社交の全面再開に移行するにあたり、保護者・介護者・家族に対し、12歳未満の子どもたちの安全を確保するための方法を紹介しています。ここではその要点をまとめました。

  • ワクチン接種を受けていない子どもも感染することができ、また、周囲を感染させることができるため、マスクの着用を続ける。学校やチャイルドケアの環境では、大人も屋内外でマスクを着用する。たくさんの子どもがいる公共の場所でもマスク着用を検討する。
  • ワクチンの接種対象であれば、ワクチンの接種を受け、12歳未満の子どもを含む、接種対象でない人を感染から守る。
  • これからマスクを着用している人や着用していない人と接触する機会が増えることから、さまざまな集まりや場所によってどういった対策をとるか子どもと話し合って計画すること。また、対策は統一しておくこと。そうすることで、子どももどういう行動を取るべきか前もって理解し、行動することができる。時間の経過によって対策を変更する場合は、子どもと変更について話しあい、子どもからの質問に答える。
  • 感染のリスクを可能な限り抑えるため、屋外で集まること。屋外で集まることができない場合は、換気をよくし、同居していない人と距離を置く対策をとる。
  • アクティビティのタイプや環境におけるリスクを評価する。12歳未満の子どもがいる世帯の人は、ワクチンを接種していない人や同居していない人と屋内に留まる場合は、感染リスクや影響、距離やマスク着用を継続することを考慮する必要がある。

ワクチン接種率の低い地域では、未接種の子どもの感染リスクは高くなります。旅行する場合は、目的地のワクチン接種率の確認も勧められています。

昨年3月にパンデミック宣言が出されてから、日々の生活が大きく変化しました。幼い子どもたちの身体的な健康だけでなく、精神的、行動的な健康にも引き続き注意することが求められます。

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