CDC は、新型コロナウイルスのワクチン接種を完了した人は、他のワクチン接種完了者と屋内でマスクを着用せず集まることができるといった指針「If You’ve Been Fully Vaccinated」を4月2日に発表しています。
【ワクチン接種完了後にできること】
- 年齢に関係なく、他のワクチン接種完了者と屋内やプライベートな環境でマスクを着用せず集まる
- 重症化する危険性のないワクチン未接種者の1世帯で、マスクをせずに屋内やプライベートな環境で訪問する
- 渡航前後に新型コロナウイルス検査を受けずに米国内を旅行する
- 渡航後に自主隔離せずに米国内を旅行する
- 目的地によっては、渡航前検査なしで米国外を旅行する
- 渡航後に自主隔離せずに米国外を旅行する
【ワクチン接種完了後も引き続き実行すること】
- 公共の場、一世帯以上のワクチン未接種の人と集まる場合、ワクチン未接種で重症化・死亡する可能性が高い人またはそのような人と同居している人と集まる場合は、マスクを着用し、6フィート(2m)の身体的距離を維持し、人ごみや換気が不十分な場所を避ける
- 中規模・大規模のイベントを避ける
- 旅行する場合、米国内の飛行機を含む公共交通機関でマスクを着用する
- ワクチン接種を完了した国外からの入国者は米国へのフライト搭乗72時間以内の検査による陰性証明または過去3カ月以内に新型コロナウイルスから回復した証明が必要。米国入国後3-5日以内に検査を受けるべきとされる
- 新型コロナウイルス感染者と接触した場合は症状が出ないか健康状態をチェックし、症状が出た場合は検査を受け自主隔離する
- 勤務先の感染対策に従う
詳細は「If You’ve Been Fully Vaccinated」で確認できます。
CDC は、ワクチンの接種を完了した人は、最後の接種を受けてから2週間たてば免疫ができた状態になるとしています。
これを英語で "fully vaccinated" と言います。
ワシントン州では4月15日から新型コロナウイルスのワクチン接種が16歳以上に拡大されました。そして、19日に新たに6州で16歳以上が新型コロナウイルスのワクチン接種対象となり、全米の50州とワシントン D.C. などすべての地域で16歳以上のすべての人が新型コロナウイルスのワクチン接種対象となっています。