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タコマ公立学区が対面式も含むハイブリッドの授業計画を発表 9月末に一部再開の可能性も

タコマ公立学区は15日、リモート式と対面式を組み合わせたハイブリッド式で授業を行う暫定計画を発表しました。

ピアス郡の新型コロナウイルス感染症の拡大状況や、ピアス郡公衆衛生局とワシントン州保健局が定める目標を達成できるかどうかで決定されますが、キンダーガーテンから小学2年生までは早ければ9月28日に週4日の対面式授業と週1日のリモート学習に移行し、プリスクールは縮小プログラムで複数の集団に分かれて登校するという形が想定されています。

また、小学3年生から5年生は10月12日に週2日の対面式と週3日のリモート式、中学校と高校は11月2日に週2日の対面式と週3日のリモート式に移行することになります。

これを実現するには、ピアス郡の新型コロナウイルス感染率、陽性率、1日あたりの新規感染者数の傾向、入院患者数の傾向など4つの要素が検討されます。

ワシントン州保健局によると、ピアス郡では8月24日から9月7日までの住民10万人当たりの新規感染者数は57.8人。ワシントン州保健局は、住民10万人当たりの新規感染者数が25人から75人であれば新型コロナウイルスの活動度は「中程度」(moderate)とし、小学生は対面授業に戻り始め、中高生は "徐々に(over time)" ハイブリッドモデルを始めることができるとされています。タコマ・ピアス郡公衆衛生局は、新型コロナウイルスの動向を正確に追跡するためには、学校が "徐々に(over time)" を少なくとも21日間と解釈するよう推奨しています。

同学区によると、小中高の教室は6フィート(約2m)の身体的距離を維持するに十分な大きさではないことから、複数の集団に分かれて学習する必要があります。

タコマ・ピアス郡公衆衛生局のアンソニー・L-T・チェン保健部長は、7-8月よりも状況は改善しており、感染者数の減少は小学校低学年の生徒はリモート学習に最も苦労しており、最も重要な発育段階にあり、新型コロナウイルスの感染が比較的少ないと思われるため、より多くの対面式の授業を受けることができるとしています。

※タコマ公立学区は9月末に対面式の授業を交えたハイブリッド式に移行する可能性があるとしていましたが、ワシントン州から学校で使用するマスクについて指導を受けたところ、使用が予定されていたマスクがワシントン州の基準を満たしていないことが判明したため、対面式の授業の再開を延期することになりました。詳しくは公式サイト参照。

更新:2020年9月24日



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