ワシントン州のインスリー知事は3日、観客イベントおよび宗教団体に関するガイダンスの更新を発表しました。
今回の変更は直ちに有効で、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた人のためのセクションを追加することで施設の収容人数を増やすことができるようになるため、スポーツイベント、卒業式、宗教行事、その他同様の活動に影響があります。
新しい観客イベントのガイドライン:
- 屋外施設では、ワクチン接種完了者セクションと非完了者セクションを別々に設け、両セクションの合計が最大収容人数の50%または22,000人のいずれかに達するまで収容が可能。ただし、ワクチン接種を完了していない人は最大9,000人まで。
- 屋内施設では、ワクチン接種完了者セクションと非完了者セクションを別々に設け、両セクションの合計が最大収容人数の50%または2,000人のいずれかに達するまで収容が可能。ただし、ワクチン接種を完了していない人は、フェーズ2では200人まで、または床面積が10万平方フィートを超える会場では300人まで、フェーズ3では400人まで、または床面積が10万平方フィートを超える会場では600人まで収容が可能です。
また、新しい宗教・信仰ベースの組織のガイダンスでは、ワクチン接種完了者のみのセクションを設ける場合、フェーズ2において施設全体の収容人数を50%まで増やすことができます(従来は25%まで)。
最新のガイダンスで予防接種が完了したことの証明(proof of full vaccination)として認められているものは、次のとおりです。
- vaccination card(which includes name of person vaccinated, type of vaccine provided and date last dose administered) ワクチン接種カード(接種した人の名前、接種したワクチンの種類、最終接種日が記載されているもの)
- a photo of a vaccination card as a separate document 個別の書類としてのワクチン接種カードの写真
- a photo of the attendee’s vaccine card stored on a phone or electronic device 携帯電話や電子機器に保存されている出席者のワクチンカードの写真
- documentation of vaccination from a healthcare provider electronic health record or state Immunization Information System record 医療機関の電子カルテや州の予防接種情報システムの記録から得られたワクチン接種の文書
医療従事者が確認していない自己申告の予防接種記録(self-reported vaccination records that are not verified by a health care provider)は受け付けられません。