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ワシントン州知事、山火事対策で緊急事態宣言 州兵の動員を許可

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ワシントン州のインスリー知事は19日、ワシントン州の中部と東部、そしてオリンピック半島で発生した山火事の消火活動を迅速に行うため、州全体に緊急事態宣言を出しました。

住宅、公共施設や公益事業、企業、農業、天然資源の保護を支援するようワシントン州天然資源局からの要請を受けたためで、これにより州全域でワシントン州兵の消火活動への参加が許可されます。

インスリー知事は声明で「山火事はワシントン州全域で州民の安全と生活を脅かしている」と述べています。

「また、COVID-19の世界的大流行による国際的な移動の制限により、通常の支援の一部がさらに制限されるため、我々のリソースにさらなる負担をかけている」

ワシントン州では現在、複数の山火事が起きていますが、州全体の消防リソースは、既存の火災活動や予測される火災活動のために不足しており、現在の緊急事態は極端な高温や乾燥した天候、そしてワシントン州の原野地域への旅行者の増加によって悪化しているとのことです。

緊急事態宣言は9月30日の終わりまで有効です。

山などで煙を見かけたら、911に通報することが求められています。



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