「米国の料理界のアカデミー賞」と言われるジェームズ・ビアード賞を授与するジェームズ・ビアード財団は3日、2024年度のファイナリストを発表しました。
ジェームズ・ビアード賞は、シアトルやワシントン州の飲食店やシェフが広く知られるチャンスの一つ。シアトルでは2019年以来、受賞者が出ていないので、今年は期待がかかります。
ワシントン州からノミネートされたレストランやシェフを一覧にまとめました。
もくじ
Outstanding Restaurateur 優秀レストラン経営者
Yenvy and Quynh Pham:Phở Bắc Sup Shop、Phởcific Standard Time、The Boat(シアトル)
Emerging Chef 新進シェフ部門
Janet Becerra:Pancita(シアトル)
Best New Restaurant 最優秀新規レストラン部門
Bar Bacetto(ウェイツバーグ)
Best Chef: Northwest and Pacific ノースウエスト&パシフィック最優秀シェフ部門
Avery Adams:Matia Kitchen(オーカス・アイランド)
Kristi Brown:Communion(シアトル)
Melissa Miranda:Musang(シアトル)
ジェームズ・ビアード賞 受賞発表式は6月10日開催
ジェームズ・ビアード賞は、米国の料理界の発展に大きく寄与したオレゴン州ポートランド生まれのジェームズ・ビアード氏(1903-1985)にちなんだ賞。ビアード氏の死後、1990年にジェームズ・ビアード財団が設立され、米国における料理界の発展・継承を目的としてジェームズ・ビアード賞を授与するほか、さまざまな活動を行っています。
受賞発表を兼ねたガラは6月10日にシカゴのリリック・オペラで開催されます。全米のファイナリストのリストはこちら。