「米国の料理界のアカデミー賞」と言われるジェームズ・ビアード賞を授与するジェームズ・ビアード財団は2日、2025年度のファイナリストを発表しました。
©︎ Eliesa Johnson / Courtesy of James Beard Foundation
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ワシントン州のファイナリスト
35周年にあたる今年、ワシントン州から多数の飲食店、シェフ、バーテンダーなどがノミネートされましたが、ファイナリストは2部門で2店舗、最優秀シェフ部門に1名に絞られています。
シアトルにはミシュランガイドはないため、ジェームズ・ビアード賞は、シアトルやワシントン州の飲食店やシェフが広く知られるチャンスの一つ。シアトルでは2019年以来受賞者が出ていないので、今年はさらに期待がかかっています。
ワシントン州からノミネートされたレストランやシェフを一覧にまとめました。全米のリストはこちら。
Best New Restaurant
Atoma(シアトル)
Outstanding Hospitality
Archipelago(シアトル)
Best Chef: Northwest and Pacific ノースウエスト&パシフィック最優秀シェフ部門
Jay Blackinton, Houlme(オーカス・アイランド)
ジェームズ・ビアード賞とは
米国の料理界の発展に大きく寄与したオレゴン州ポートランド生まれのジェームズ・ビアード氏(1903-1985)の死後、1990年にジェームズ・ビアード財団が設立されました。
以来35年にわたり、米国における料理界の発展・継承を目的としてジェームズ・ビアード賞を授与するほか、さまざまな活動を行っています。
受賞発表を兼ねたガラは、6月16日にシカゴのリリック・オペラで開催されます。