キング郡議会は31日、第一対応者・必要不可欠な仕事に就いている人の子どものための緊急チャイルドケアに総額220万ドルを割り当てることを承認しました。
キング郡のダウ・コンスタンティン行政長官が要請し、郡議会が全会一致で承認したこの法案は、未使用の「ピュージェット湾納税者説明責任口座」 （Puget Sound Taxpayer Accountability Account）からの220万ドルを提供し、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）のパンデミックが継続している間、第一対応者やその他の必要不可欠な仕事に就いている労働者の家庭に無償でチャイルドケアを提供するというものです。
現在、チャイルドケア提供サービスや保育所、早期教育施設が閉鎖されているため、オプションがあまりない状態です。
第一対応者と必要不可欠な仕事に就いている人には、最前線で働いている医療従事者、医療支援職員、警察官や消防員、救急ケアを提供する保育サービス提供者、食料品店と薬局の従業員、交通機関の従業員が含まれます。
この法律は、キング郡でもシアトル市外に居住または勤務する人が、安全で一貫性があり継続したケアを受けられるようにするとともに、空きスペースを埋める必要のある保育事業者のネットワークを支援するための第一歩とされています。
キング郡は Childcare Resources と協力し、チャイルドケア提供者を特定し、サービスを必要としている家族とマッチングします。チャイルドケア提供者は、新しい安全衛生ガイドライン、医療保険の相殺、または運営を継続するために最も必要とされるものに関連する初期費用を反映するために、より高いレートで払い戻しを受けられます。この取り組みは、パンデミックが終息し、通常の生活に戻ったときにも、これらの施設が機能していることを保証するのに役立つと見られています。