高速道路で無謀な運転をするドライバーが増加したことで交通死亡事故が増加傾向にあることを受け、キング郡検察局（KCPAO：King County Prosecuting Attorney’s Office）に重罪にあたる交通犯罪を担当する班（Felony Traffic Unit）を設置しました。KING5によると、検事と二人の副検事が事件の処理にあたっています。
ワシントン州のワシントン州交通安全委員会（WTSC）が発表した2022年の初期データによると、ワシントン州の道路や高速道路での衝突事故の死亡者数は745人と、1990年以来最多となりました。
ワシントン州交通安全委員会（WTSC）は、死亡事故の半数以上で、薬物やアルコールの影響を受けていたことが確認されていると指摘しています。
このデータは一般に公開されていますが、州内最多の人口を抱えるキング郡でも交通死亡事故（vehicular homicide cases）が増加しており、2018年は100件、2019年は105件、2020年は107件、2021年は126件、2022年は146件と、大幅に増加しました。