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10月25日からキング郡でも「ワクチン接種証明書」提示の義務化 レストランやイベントなど

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10月25日より、シアトルやベルビューなどのあるキング郡で、飲食店、ジム、劇場や映画館などの屋内娯楽施設、屋内のスポーツの試合、屋外の大規模イベントに入場する際、12歳以上の人は新型コロナウイルスの予防接種証明、または陰性証明を提示が義務化されました。

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シアトル・キング郡公衆衛生局が作成したポスター
「この施設では、予防接種証明または
陰性証明の提示が義務付けられています」

これは、予防可能な新型コロナウイルスの感染と入院を抑制し、利用客や従業員を感染から守り、医療システムの負担を軽減し、ビジネスを休業に追い込むのを防ぐことが目的で、9月16日に発表された対策です。

キング郡は、約230万人の人口を抱えるワシントン州最大の郡。10月22日時点の予防接種率は82.4%と、全米の郡の中でも接種率が高い郡の一つとなっています(1回接種を終えた住民は87.8%)。予防接種状況の詳細はキング郡公衆衛生局の公式サイトで確認できます。

レストランやバーなどの飲食店

レストランやバーなどの飲食店の屋内で飲食する場合が対象となります。

屋外での食事、テイクアウトの利用客、食料品店など、主に屋内での食事スペースとして使用されていない場所には適用されません。

座席数が12席以下の小規模なレストランやバーは10月25日からではなく、12月6日から実施されます。

イベントやエンターテイメント

キング郡、飲食店やジム、大規模屋外イベントでの予防接種証明の提示を義務化

プロのスポーツや大学スポーツ、舞台芸術やライブハウス、映画館、ジム、劇場、博物館、美術館、会議、コンベンションなどが対象です。

屋外イベントは500人以上から対象となります。500人以上の場合、屋外でもマスクの着用が必要です。

すでに予防接種証明書の提示を義務化しているスポーツチーム、アリーナ、スタジアムなどもあるので、事前に入場の条件を確認する必要があります。

予防接種を完了した人が予防接種証明として使用できるもの

ワシントン州保健局によると、予防接種の公式記録は次のいずれかになります。詳細は、ワシントン州保健局の公式サイトで確認できます。

  • CDC ワクチン接種記録カード(原本、コピー、携帯電話の写真)
  • COVID-19ワクチン接種証明書(Certificate of COVID-19 Vaccination)
  • ワシントン州などが採用している『MyIR』の QR コード
  • 賛同パートナーのモバイルアプリに表示されるQRコード(アプリが異なる場合があります)
  • Washington State Immunization Information System から印刷した Certificate of Immunization Status(CIS:予防接種ステータス証明書)フォーム
  • 医療機関が発行した認証済み電子健康記録のプリントアウト

予防接種を受けていない人、または予防接種の状態を証明できない人のためのオプション

入場の条件で、予防接種を受けていない人、または予防接種の状態を証明できない人の場合が決められているはずです。

一例として、現時点で12歳未満は接種を受けられないため、対象外となります。12歳以上の場合、到着前24~72時間以内に公式の検査所などで受けた検査による陰性証明を受け入れてもらえるかどうかが決められているはずです。

また、イベントの場合、入場直前にイベント会場で検査業者による迅速検査を受けられる場合もあるので、事前に確認することをおすすめします。

マスクの着用について

ワシントン州では、食料品店、レストランやバー(飲食中以外)、プロのスポーツや大学スポーツの試合、舞台芸術やライブハウス、映画館、ジム、劇場、博物館、美術館、会議、コンベンションなど、公共スペースでマスクの着用も必要です。

ワクチン接種が受けられるところや検査所について

ワシントン州で新型コロナウイルスのワクチン接種が受けられるところや検査所については、ワシントン州保健局の公式サイトで確認できます。

キング郡が提供している COVID-19 に関する情報の日本語版はCOVID-19 に関する公衆衛生上の推奨事項」で確認できます。

また、11月15日より、ワシントン州全体で屋内外の大規模イベントでは12歳以上の入場者に新型コロナウイルスの予防接種証明、または陰性証明の提示が義務付けられます

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