キング郡のダウ・コンスタンティン行政長官は29日、来週から経済活動の再開をさらに拡大する計画を発表しました。
シアトルの位置するキング郡は、ワシントン州の4段階で行われる経済活動再開のフェーズ1にありますが、6月1日にワシントン州にフェーズ1の修正案を申請する予定で、迅速な承認が期待されています。
フェーズ1の修正案が承認された場合、再開できるビジネスやアクティビティが増えるほか、レストランの縮小した形での屋外席での営業、同居している人以外との小さな集まり、建設工事の増加、ヘアサロンや理髪店などのようなパーソナルサービスの再開が可能となります。
また、小売店の店舗内での販売を一部再開し、ヘアサロンや理髪店などのパーソナルサービスを再開するための新たなガイドラインの提供を予定しています。
ワシントン州のインスリー知事は、3月23日から出されていた自宅待機命令『Stay Home, Stay Healthy』を現在の期限である5月31日に終了すると発表。キング郡は州内で最も感染者と死者が多く、5月28日までに8,006人の感染が確認され、その554人が死亡していることから、慎重な対応が必要です。