スーパーマーケットの QFC や Fred Meyer の親会社で、アメリカで約2,800店舗を展開する米食料品チェーン大手の Kroger’s（クローガー）は3日、警察官や保安官など治安維持当局のオフィサー以外の利用客に店内で銃器を隠さずに持ち歩くこと（open carry）を禁止すると発表しました。
これは、銃を隠さずに持ち歩くことが許可されている31州にある店舗も対象にしています。
同社は昨年フロリダ州パークランドの高校で19歳の犯人が銃乱射事件を起こし17人を射殺した事件を受け、米国北西部の Fred Meyer では21歳未満に銃を販売しないと発表しています。
また、同社は身元調査の厳格化を政治家に要求しています。
Walmart も同様の要求を行ったほか、拳銃（handgun）とショートバレル・ライフル（short-barrel rifle）の弾薬（ammunition）の販売を中止すると発表しました。
NRA はこの Walmart の決定を激しく非難していますが、Kroger’s の決定に対してはまだコメントしていません。
"It is shameful to see @Walmart succumb to the pressure of the anti-gun elites. Lines at Walmart will soon be replaced by lines at other retailers who are more supportive of America’s fundamental freedoms."
Read @NRA's statement on Walmart's decision here: pic.twitter.com/bmwAS9o0KP
— NRA (@NRA) September 3, 2019
