レディー・ガガは、世界保健機関(WHO)とグローバル・シチズン(Global Citizen)と協力し、新型コロナウイルス感染拡大の最前線で闘う医療従事者を支援する寄付を募るため、バーチャル・コンサート 『One World: Together At Home』 を開催すると発表しました。
WHO が6日に行った記者会見にオンラインで参加したレディー・ガガは、「アメリカ、そして世界中で最前線で闘ってくれている医療従事者の方々にとても感謝しています。あなた方はリスクを背負いながらも、世界を助けてくれています。あなた方に敬意を表します」と医療従事者へ敬意を示し、また、グローバル・シティズンと共に1週間ですでに IT 企業などから3500万ドル(約38億円)の寄付を集めたと発表しました。
グローバル・シチズンの共同創設者でCEOのヒュー・エバンズ氏は、「私たちは、地域の医療従事者の勇敢な努力を称え、支援しています。『One World:Together At Home』 は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を終わらせるための世界的な闘いにおいて、団結と励ましの源となることを目指しています。音楽、エンターテインメント、インパクトを通して、このグローバルなライブ配信は、自分を危険にさらして人々を守る人々を称賛したい」と述べました。
このイベントを通して集められる寄付金は、医療従事者、そして感染対策に大きな影響を与えている地域のパートナーを支援する WHO の Solidarity Response Fund にも提供されます。
コンサートは4月18日(土)午後5時(米国太平洋時間)に始まり、世界各地の複数のテレビ局や Amazon Prime Video、Apple、YouTube や Twitter などで配信されます。
参加アーティストはレディー・ガガがキュレーションし、アンドレア・ボチェッリ、ポール・マッカートニーやジョン・レジェンド、ランラン、リゾ、ビリー・アイリッシュ、スティービー・ワンダー、エルトン・ジョンなど。アーティスト以外ではデビッド・ベッカム、ケリー・ワシントン、プリヤンカー・チョープラーらも参加します。司会は、ジミー・ファロン、ジミー・キンメル、スティーヴン・コルベア。