シアトルのローカルテレビ局、KING5のアンカーとして36年にわたり活躍してきたローリー・マツカワさんが、6月14日（金）をもって引退することを発表しました。
.@LoriMatsukawa Announces Retirement from @KING5Seattle ❤️ https://t.co/9jGO627wkL
— KING 5 News (@KING5Seattle) May 10, 2019
マツカワさんはハワイ生まれ育ちの日系アメリカ人。1974年にミス・ティーン・アメリカに選ばれ、スタンフォード大学で学士号を取得した後、ワシントン大学で修士号を取得。カリフォルニア州レディングやオレゴン州ポートランドでテレビジャーナリストとして勤務した後、1983年に KING5に入局しました。
これまで36年間にわたり、シアトル・ワシントン州はもちろん、2002年・2010年の冬季オリンピック、東日本大震災後の福島県や東京など国内外からレポートし、現在は KING5で午後5時、6時、11時30分の番組のアンカーを務めています。2005年にはアジア系アメリカ人ジャーナリスト協会から特別功労賞、第2次世界対戦中の日系アメリカ人の強制収容についての報道『Prisoners in Their Own Land』では2018年にエミー賞を受賞するなど、数々の賞を受賞してきました。
6月14日（金）午後7時から午後8時には、マツカワさんの功績を振り返る番組が予定されています。
マツカワさんが務めている夕方のニュース番組のアンカーには、午前中の番組でアンカーを務めてきたジョイス・テイラーさんが抜擢されました。
