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連邦政府、低所得世帯への冷房設備 無償提供プログラムを実施

今年10月から、低所得世帯にポータブルの冷房(AC)設備を無料で提供する LIHEAP(Low-Income Home Energy Assistance Program:低所得者向け住宅エネルギー支援プログラム) への申請の受付が再開されます。

条件に該当する低所得世帯はできるだけ早く申請し、来年にはACを入手できるようにしましょう。手続きの開始はこちらから。

シアトル・タイムズによると、ワシントン州商務省が LIHEAP を通じて冷房設備の購入代金の払い戻しを開始した2021年10月以降、ワシントン州の全39郡のうち33郡の低所得世帯に11,500台以上が届けられています。その約半分はキング郡で、気温の上昇が大きいイーストサイドやキング郡南部のベルビュー、カークランド、ケント、フェデラル・ウェイといった都市の世帯が占めています。

ワシントン州西部は「冷房いらずの夏」が謳い文句ですが、最近は90°F/32℃を超える日が少しずつ増えています。2021年6月末には前例のなかった100℉(37.8℃)以上の気温を3日間にわたり記録しました。

国勢調査局の American Housing Survey によると、シアトル大都市圏(キング郡、ピアス郡、スノホミッシュ郡)で2019年時点に冷房を備えていた世帯は44%でしたが、2021年時点では53%に増加しています。

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