ライトレールの『1 Line』ノースゲート〜リンウッドの延伸区間(リンウッド・リンク)の開業が、8月末に迫っています。7月8日(月)からは試験運転が開始され、各種設備の確認や調整が行われます。
もくじ
試験運転の目的
試験運転の目的は、駅舎、線路、設備、エスカレーター、エレベーター、システム、車両がすべてスムーズに機能することを確認するためです。
7月8日(月)から、1 Line のライトレールは通常通りノースゲートまで乗客を運び、その後は乗客を乗せずにリンウッドまで行き、またノースゲートまで戻ってくることになります。
試験運転中は、北行き 1 Line のプラットフォームの電子掲示板にリンウッド行きと表示されますが、正式に開業するまで、終点はノースゲートとなります。
現在進行中の変更
- 1 Line 車内の路線図の更新:すでに一部の電車に4つの新しい駅(Shoreline South/148th、Shoreline North/185th、Mountlake Terrace、Lynnwood City Center)の路線図が表示されています。今後数週間で全ての車内に表示されます。
- University Street Stationの名称変更:新しい路線図で、University Street が Symphony Station に変更されます。これは、University of Washington Station や U District Station と混同することを回避するためです。正式な名称変更は8月30日ですが、それに先立ち、全ての案内システムが更新されます。
- 新しいステーション・コード:東京、ドバイ、ソウルなどで導入されている国際的なステーション・コードが採用され、各駅に3桁の数字で表すコードが付けられます。英語に不慣れな方や識字能力の低い方がシステムを利用するためです。
8月30日から運賃が一律3ドルに
Lynnwood Link の開業に伴い、運賃は距離に基づくシステムから1回の乗車につき3ドルの均一料金に変更されます。これにより、ORCAカードを利用する人は乗車を終えた時に読み取り機でタップする必要がなくなります。